高知赤十字病院(臓器摘出指定病院)
「脳死」臓器摘出・移植問題
に関してよせられたご意見(その1)
1:男性、49才、会社員
本日の新聞各紙のトップに、高知赤十字病院で臓器移植を前提とした脳死判定がなされ、 1回目の判定で脳波平坦の条件を満足せず脳死とは判定されなかった旨の報道がなされました。
あまりに脳死移植を推進する立場からの論調に偏った報道との印象をつよく持ったのは、私ひとりだったでしょうか?
脳死ではないとの判定ならば、明らかにその患者さんは生きていることを意味します。
医療関係当事者の皆さんは良心に誓って最善の医療行為を続けていることを宣言できるのでしょうか。
生きている人を目の前にしてその死を待っているようなおぞましい状景を連想してしまいました。
2:男性、28才(
昨日各テレビ局にメールしたものです。報道があまりに一面的でひどいのでメールを送りました。
本日2/25は脳死の報道をどこのテレビ局もしていたが、どのTV局も脳死がそもそも本当に人の死と言えるのかどうかを問うていなかった。
脳死を人の死と認めない人もいるのに、残念です。
例えば脳に障害を持った人たちは脳死を人の死と認めることについて反対しているということをどこかで耳にしました。
そもそも脳死の判定基準は脳の機能が停止していることは確認できても脳が死んだかどうかまでは判定できません。機能停止と臓器が死んだ事とはまったく別の問題です。
移植のために末期医療をおろそかにされた人もいたはずです。(大阪で確かあった)
例えば立花隆や小松美彦(玉川大学)のような人の意見もぜひTVで流すべきでしょう。意見が分かれるものについては両論を紹介するのが筋ではないでしょうか。
私はテレ朝のダイオキシン報道よりもこの方がずっと問題だと思います。
このように各メディアに対しても働きかけていきたいと思います。
3:男性、29才
臓器移植についてやはり脳死は国民の合意はできていない。
私自身も臓器を提供しない旨をドナーカードに書いてあります。
やはり脳死は人の死ではない!
4:男性、40才
高知赤十字病院の脳死判定 家族の人が判定経過を秘密にしてほしいという あたりが何か日本的だと感じます。
女性はくもまく出血3日でもう脳死になるのですね。
抗議行動をしたいのですが、病院に電話しただけです。
この女性をなんとか脳死臓器移植の道から救う方法はないものでしょうか。
私も臓器移植に基本的に反対です。
5:男性、31才、電気通信事業
臓器移植医療には、それぞれの立場があり、それぞれ尊重しなければならないのは当然である。
私は、脳死の段階での全臓器提供の意思を示しており、それは、たとえ親族全員の反対にあってもなお、実施を望むものである。そうした立場の人間の考えをも認めるべきではないのか。
マスコミ報道で貴会の活動を知る限り、貴会の活動は、私の意思の実現を拒むものであると言わざるを得ない。
6:男性、43才、弁理士業務
私も、脳死からの臓器移植には反対です。その理由は、
1. 脳死が本当に人の死であるかどうか、客観的な理由がないこと、
2. 他人の死を待つもっと言えば期待するという行為は医療とは言えず、また人間として 許されないと考えているため、
3. さらに、特にアメリカにおいて、臓器を機械の「部品」のように扱っているような傾向があり、これは、許さ れることではないと考えるため
・・・というのが大きな理由です。
そもそも、「移植すれば延命できる可能性がある」という考え方が、すでに間違っていると考えています。世の中には、治らない病気、命が掛かった病気が沢山あります。「移植すれば治る可能性がある」という ことを簡単に医者が患者に言うということが、すでに問題を含んでいると考えています。
そして、ろくに国民的な深い話し合いがないままに、強行採決された臓器移植法案に対しては、今後も何らかの機会を通じて反対していきたい。
さらに、今回、高知の問題では、患者を救うことよりも、早く脳死と判定して、臓器を取り出したいという態度に対して憤りを感じています。
最後に、あなた方の、このHP、そして活動を今後も応援します。
7、女性、30才、医師
数年前、移植を待っていた透析患者に死体腎の移植が決定し、適合したとのことで、真夜中に患者本人とその時勤務していた勤務していた病院に連絡が入ったことがあります。しかしどういう訳か、その翌日に、「もっと適合する人がいたから、今回は中止になりました」と再び連絡が入ったのです。本人は一度希望を持ってしまったために、鬱状態になってしまいました。何故、一度決定したことがくつがえされたのでしょうか。何か水面下で操作が行われたような気がしてなりません。一旦決定したことが後に覆されるという事実が、果たしてあるのでしょうか。それ以来、非常に不明瞭な臓器移植への流れに対し、不信感があります。結局その患者は、透析患者に多い、虚血性腸炎を発症し、大手術を行いました。今現在、そこそこ元気でいることが救いです。
私は基本的に脳死は人の死ではないと考えます。安易な脳死からの臓器移植に反対です。
8、男性、 36才、医師、
脳死を認めない人が認めないのをおかしいとは言いません。しかし、それを他人に求める のはおかしいと思います。患者家族が現在の脳死基準で脳死判定をする事を認め、それに 基づく判定、処置を望んでいる以上その行為を、一部の脳死を認めない他人に反対する 権利はありません。
9、男性、40才、会社員、
一連の臓器移植の報道について
マスコミの方たち 何か勘違いしていませんか
命の一部が運ばれているんですよ。工作物や野菜なんかを運んでるわけではありません。
「今、心臓が出ました」とかその他書くこともはばかれます。ご遺族や近親者の方々の気持ちを少しは察してもいいんじゃないですか?
私自身、原因不明のまま長いこと入院してつらい経験があります。つい先日、ドナーカードをもらって持参していますが、ここ数日のことから破棄しようかとも考えています。
今後の医療・医学にとって大変重要なことかもしれませんが、もう少しなんとかならないものでしょうか?
10、女性、30才、
脳死と診断された場合、人工呼吸器によって心臓が動かされている間に、臓器移植のコーデイネイトが行われているという事でしょうか。
では人工呼吸器が発明された目的は何だったんでしょう。
もっと詳しい情報をテレビ、新聞等で伝えて欲しいです。
11、男性、35才、自治体職員
今回の高知県の例では、臓器移植を行ってもいいのでないかと思います。本人も、ドナーカードで臓器の提供を望んでいたのだし。あくまでも本人の意思が優先されるべきだと思います。
また、脳死患者を抱える家族のこれからの経済的、肉体的、精神的な負担を考えると今回の家族の判断は決して攻めることの出来ない事だと思います。
私自身、脳死状態に陥った場合を考えると、言い方は悪いかもしれないけど、「無理矢理生かされること」を望みません。果たして脳死状態の患者を生かし続ける事が、その患者本人にとって幸せなのでしょうか?。人間とは何なのか?。生きていると言うこととは何なのか?。
乱暴な言い方をすれば、脳死状態の患者の大部分が、ただ心臓死を待っているだけの状態でなないでしょうか。これこそ人の死を全く無駄にしている事になるのではないでしょうか。
本人が臓器の提供を望んでいるのであれば、その意志を最大限尊重することが、生きている人間の果たすべき役目のようにも思いますが。
ただ、移植の為の脳死で合っては決してならないことは言うまでもありません。
12、女性、32才、元看護婦、
、 脳死判定・臓器移植自体には反対という訳ではありません。しかし瀕死の患者さんの命は本当に尊重されるのでしょうか、現在の日本社会で。
義母がやはり蜘蛛膜下出血で意識不明で倒れた時、2日後の自発呼吸のあるうちから義父は治療中止を医師に交渉すると言い出しました。
3日後に呼吸が止まった時、付き添っていた私は病院スタッフにすぐに人工呼吸器をつけるよう頼みました。
翌日、私は義父の姉に呼び出され、「義父が疲れているのに、葬式が正月になってしまうのに」と処置をお願いしたことを非難されました。
結局最後まで義母の回復を願っていたのは血のつながった息子である夫と、義母の兄弟だけでした。「嫁」の命はこんな家の都合で左右されるのかと暗澹たる気持ちでした。
こんな日本社会に臓器移植が馴染むのでしょうか。
13、男性、31才、会社員
トップの高知赤十字病院の脳死判定に対する、皆様のご意見もっともだと思います。
私は、あまりにシロートなので、変かもしれませんが以下のように感じました。
臓器移植ビジネスを成功させようとたくらむ連中は、最初の脳死からの臓器移植を成功利に進めようと相当に計画的にしかも慎重にことを準備していたのではないか。より新鮮で質のいい臓器を手にいれ、それでことをなそうと。移植後の経過も世間に注目されることは必然だし。報道されたように各病院の対応は用意万端であった。
結果として、一層無理な脳死の判定が必要だったのではないか。
要するに、生きている人間を殺す意義がしょっぱなだけにより重要だったのではないだろうか。
この事は、「脳死判定」のごたごた(死んでいないのだから)に現われていると思うし、予定されていた肺の移植が直前になって中止されているということでもわかると思います。
とにかく、このホームページの主張だと思うのですが、臓器移植は「殺人行為」ということが、ほんとうによくわかるここ数日でした。
14、女性、 OL、
死んでもいない人を、死にそうな人の為に殺してまで死にそうな人を助けるのは納得できない。
人間はこの星の色々な動植物を絶滅させてきたのに、日本の朱鷺はもう最後の1羽しかいないのに、なぜ人間だけここまでして生き延びようと考えるのか、理解できない。
人間はこの星の食物連鎖の頂点にいるのに、人間だけが異様に人口を増やしつづけている。
これでは食物連鎖のピラミッドが崩れてしまう。
脳死は人の死かもしれない。だけど「脳死」の死体から臓器を取り出してまで誰かを助けるのは反対だ。
人間だけが特別ではないんだ。
15、男性、57才、公務員
今回の高知赤十字病院での脳死判定について、聴性脳幹反応(ABR)の結果については報道されていない。
この検査は脳幹の機能を良く調べることができる1つの検査と思われるので、その結果がどうだったのか興味が持たれることである。
脳波だけでは情報不足であろう。ABRの結果についてわかる人は是非とりあげてほしい。
16、男性、22才、
マスコミが脳死移植は絶対善と言わんばかりの戦前の大本営発表のような放送ですが、これって一言で言ってしまえば「弱肉強食」そのものですね。
「弱肉強食」社会がいい結果を生みだしたというのは、戦前などの歴史の例からもお分かりになられるかと思いますが、いい結果を生みだしたことありません。
このままだと、ドナーカード持たなくても強制的に臓器摘出が行われるかもしれませんし、それ以上に心配しているのはエスカレートして遺伝子診断による中絶も可能、すなわち「優性思想」までもが絶対善と見なされることです。
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